こんにちは、くじらこです。
今日は以前書いていたV60CCの一日試乗のレビューをまたお届けしたいと思います!
↑夜もめちゃめちゃかっこいいんですよね。
以前の記事で試乗理由やパイロットアシストについて触れてますのでそちらもどうぞ!
yorozuya-kujirako.hatenablog.com
yorozuya-kujirako.hatenablog.com
てわけで今回は走行性能編という事で高速をがっつり、下道や市街地での取り回し等も触れていきたいと思います!
エレガントにもスポーティーにも走れる懐の広さ
まず思ったのはエンジンの扱いやすさです。
低回転から最大トルクを発揮出来るのでディーゼルを運転してる自分にとって非常に扱いやすい良いエンジンでした。
ちなみにトルクと馬力については以下のような数値になってます。
- 馬力: 254ps / 5500rpm
- トルク: 350Nm / 1500〜4800rpm
このようにディーゼルかと思うくらい低い回転数から最大トルクが発生、更に上は5000回転近くまでのかなり広い範囲で最大トルクを発揮するので踏んだら踏んだ分だけ鋭い加速もでき、低回転でも力強く走れるわけですね!
8速ATなので回転数も控えめでどんどんシフトアップしていくので本当に街乗りでは静かでエレガントに走れます。内外装ととてもマッチした走りが出来ます。
それってつまり速くなくて普通なんでしょ?
と、思われそうですがそんなことは全くありません!
ドライブセレクトという走行モードを切り替えるスイッチで「ダイナミックモード」に切りかえてみるとこいつは突如として豹変します。
どのくらい変わるかと言うと日向坂の齊藤京子の阿修羅対応くらい豹変します。
↑こんな感じから、、、
↑このくらいの豹変です。
すみません、脱線しました。
この「ダイナミックモード」に切り替えるととにかくエンジンのレスポンスが早くなります。自分の踏み方に合わせた加速を瞬時に得られる感覚はダイナミックモードならではだと思います。
思い切り踏み込めば1800kgオーバーの車体の重さを感じさせないかなり鋭い加速をするのでこれは気持ちいいですよー。
このダイナミックモードでワインディング走らせたら最高に楽しそうです!!
あーーー、記事書いてたらまた乗りたくなってきた…!!!
V60とは全く違う柔らかい乗り心地
これも乗っててすぐ気づきました。
硬めでスポーティーな印象だったV60と違い、とにかく柔らかい感じ。
路面の継ぎ目などを乗り越える時も優しくいなしてくれます。
高速走行時もロードノイズは静かで静粛性が高くて柔らかい乗り心地なので本当に快適です。
でもちゃんとステアフィールはしっかりしているので優しい乗り心地なのに路面はしっかり捉えてる。そんなふうに感じました。
コーナリングも凄く安定していてそれなりの速度で曲がってもロールも感じにくいのでシャシーも凄く良く作られているんだなと。
とにかくどこを走っても上品、上質な乗り心地って感じましたね。
的確なステアフィール
速度が遅い時は軽めのステアフィールになり、高速走行時はガッチリとしたステアフィールになるので安心して走れる、というようにしっかりと電子制御されたステアフィールが素晴らしいですね。
個人的にはBMW3シリーズくらい重めのどっしりしたステアフィールが好みですが、この感じも嫌いじゃないです。誰でも運転しやすいちょうど良いバランスだと思います。
燃費が、、、
まぁこれは仕方ないですよね。。
普段が19.0km/ℓくらいの燃費で軽油なので、かなり悪くなります。ボルボの方針的になさそうですが、ディーゼルが日本に入ってきて欲しいです…
↑まぁ、街乗りが多いと 7.4km/ℓ になっちゃうくらいですから、、、
もしかしたらディーゼルの有無でXC60を選ぶかも…?
毎回リセットされるドライブモード
これは走行性能ってよりイチャモンに近いですが、ドライブモードがエンジン切る度にリセットされるんですよね。。
↑毎回このパーキングブレーキの上のダイヤルみたいなやつで選択する必要があります。
オートホールドと同じで記憶しといて欲しい。
オートホールドの効き方がうざい
これはV60CCだけの話ではないですね。
今や電動パーキングブレーキが当たり前の時代。
当然のようにオートホールド機能もついています。
凄く便利ですが、これの効き方が嫌いなんです。
速度が0kmになった瞬間に効いてしまうのでバックでの駐車や一時停止からの発進などでクリープを活かしたい部分で勝手に発動するのが煩わしいです。
余談ですが、メルセデスのオートホールドは速度ではなくブレーキの踏み込みで判断、作動する仕組みになってます。
そのため信号などで停止した際には深く踏み込んでオートホールドを作動、一時停止などはほどほどに踏み込んでオートホールドを作動させないようにするといった調節が可能です。
マツダのアイドリングストップも同じ制御がなされているのでこれの便利さは理解してます。オートホールド自体は素晴らしい装備ですが、ブレーキの踏み込み式に変えて欲しいですね。。
こんな感じです。
全体的に走行性能に関しては…
何の文句もありません!!!
100点です!!
※ただし燃費を除く。
この評価になった理由はやはり懐の広い2リッターターボエンジンの出来だと思います。
優雅にもスポーティーにもドライバーがその時求めた走りに合わせてそれに答えてくれる素晴らしいエンジンです。
家族や友人を乗せ、遠くへ旅行に行く場合は快適な車内で優雅に。
そして一人でドライブを楽しむ時にはスポーティーな走りを全開にして楽しむ。
贅沢な全てのニーズを満たす1台になってると思います。 あーーー、ほんとまた乗りたい、、!!
次は最後の内外装編をお届けします。
このデザインを嫌う人っていないんじゃないか、ってくらい素晴らしいのでその魅力を少しでも伝えられたらと思います!!